プーチン氏にいら立ち 停戦遅延警戒、週内対話も―米大統領
(VOVWORLD) -
トランプ米大統領は30日、ロシアのプーチン大統領が
ウクライナのゼレンスキー政権の正統性を疑問視し、停戦交渉を長引かせようとしていると警戒心を隠さず、いら立ちをあらわにしました。
(写真:Getty Images/TTXVN) |
NBCニュースの電話インタビューに応じました。
トランプ氏は「プーチンがゼレンスキー(大統領)の信用性につけ込み、ウクライナの新たなリーダーシップを語り始めたことに非常に怒りが湧き、腹が立った」と批判しました。ただ、「正しい行いをすれば怒りはすぐに消える」とも語り、プーチン氏と週内に対話する方向で検討していると明らかにしました。
プーチン氏は27日、「ウクライナ当局は憲法に照らして正統性を持たない」と主張しました。侵攻を理由に戒厳令を延長し、任期後も大統領職を続けるゼレンスキー氏との交渉に消極的な姿勢を示しました。国連の暫定統治下でウクライナ大統領選を実施し、新政権と交渉を始めることも「選択肢の一つ」と語っていました。
トランプ氏も2月、ゼレンスキー氏を「選挙なき独裁者」と批判した経緯があります。だが、プーチン氏の提案を受け入れ、ウクライナでの新政権樹立を待てば、トランプ氏が目指す早期の全面停戦や戦争終結が遠のくのは必至です。
トランプ氏はロシアの責任でディール(取引)がまとまらないと判断すれば、ロシア産石油に関する追加制裁を導入する考えを強調しました。「ロシアから石油を購入した場合、米国でビジネスができなくなる」「全ての石油に25~50%の関税を課す」などと語り、1カ月以内の発動が可能だと指摘し、プーチン氏への圧力を強めました。(時事)